JOURNAL
three check shirts for the coming season
こんばんは。 本日は、久しぶりに商品のご紹介です。 まだまだ暑い日が続いていますが、少しずつ暑さも和らぎ、シャツやライトアウターの出番も徐々に増えてくる頃ですね。 今回は、そんなこれからの季節におすすめしたい3枚をご紹介します。 どれもチェック柄のボタンダウンシャツ。 一見すると似ている3枚ですが、それぞれに違った背景があります。 01 BLACK FLEECE by Brooks Brothers Check Button-Down Shirt まずはこちら。 赤のチェックが印象的な、BLACK FLEECE by Brooks Brothers。 トム・ブラウンがデザインを手掛けていた「BLACK FLEECE by Brooks Brothers」は、伝統的なアメリカントラッドをベースにしながら、少しモダンな解釈を加えたコレクションでした。 クラシックだけど、どこか新しい。 トラッドだけど、少しだけクセがある。 そんな独特のバランスが、このラインの魅力だったと思います。 BLACK...
three check shirts for the coming season
こんばんは。 本日は、久しぶりに商品のご紹介です。 まだまだ暑い日が続いていますが、少しずつ暑さも和らぎ、シャツやライトアウターの出番も徐々に増えてくる頃ですね。 今回は、そんなこれからの季節におすすめしたい3枚をご紹介します。 どれもチェック柄のボタンダウンシャツ。 一見すると似ている3枚ですが、それぞれに違った背景があります。 01 BLACK FLEECE by Brooks Brothers Check Button-Down Shirt まずはこちら。 赤のチェックが印象的な、BLACK FLEECE by Brooks Brothers。 トム・ブラウンがデザインを手掛けていた「BLACK FLEECE by Brooks Brothers」は、伝統的なアメリカントラッドをベースにしながら、少しモダンな解釈を加えたコレクションでした。 クラシックだけど、どこか新しい。 トラッドだけど、少しだけクセがある。 そんな独特のバランスが、このラインの魅力だったと思います。 BLACK...
Rivergate Brothers Tee
こんにちは。 Instagramでもご紹介しておりましたが、RIVERGATE BROTHERSの空気感を、そのまま一枚のTシャツに落とし込んだカレッジマスコットTEEが完成しました。 テーマは、ローカルなカレッジショップに並んでいそうな、ちょっとラフで親しみのあるカレッジウェア。 フロントには「RIVERGATE BROTHERS」の文字と、ブランドを象徴するタートルをマスコットとしてデザイン。 ゆっくりと、自分たちらしく進む。 そんなRIVERGATE BROTHERSのスローなスタイルを、どこか愛嬌のあるタートルで表現しています。 今回は、あえて半袖ではなくロンTに。 一枚で着るのはもちろん、ファティーグジャケットやライトアウターの下に重ねたり。 季節の変化に合わせながら、長く楽しんでもらえる一枚に仕上げました。 少し肌寒い朝や夕方にも自然と手に取れて、気がつけばクローゼットの中で出番が増えている。 そんな「いつもの一枚」をイメージしています。 休日の朝、ゆっくりコーヒーを飲んでから近所へ出かける。 デニムにこのロンTを一枚。肌寒ければ、その上にファティーグジャケットを羽織る。 車で少し遠くまで走る日や、ふらっと街へ出かける日にも。 特別な日のためというより、いつもの時間にちょうどいい。 デニムやチノ、ミリタリーパンツとラフに合わせて。 IVYやTRADのスタイルにも、肩の力を抜いて取り入れてもらえたら嬉しいです。 気がつけば、また手に取っている。 そんな距離感で、長く付き合ってもらえたらと思っています。 気負わず、いつものスタイルに。 有難い事に、早々に完売となっているサイズもございます。 気になる方はどうぞお早めにお買い求めくださいませ。 よろしくお願いいたします。
Rivergate Brothers Tee
こんにちは。 Instagramでもご紹介しておりましたが、RIVERGATE BROTHERSの空気感を、そのまま一枚のTシャツに落とし込んだカレッジマスコットTEEが完成しました。 テーマは、ローカルなカレッジショップに並んでいそうな、ちょっとラフで親しみのあるカレッジウェア。 フロントには「RIVERGATE BROTHERS」の文字と、ブランドを象徴するタートルをマスコットとしてデザイン。 ゆっくりと、自分たちらしく進む。 そんなRIVERGATE BROTHERSのスローなスタイルを、どこか愛嬌のあるタートルで表現しています。 今回は、あえて半袖ではなくロンTに。 一枚で着るのはもちろん、ファティーグジャケットやライトアウターの下に重ねたり。 季節の変化に合わせながら、長く楽しんでもらえる一枚に仕上げました。 少し肌寒い朝や夕方にも自然と手に取れて、気がつけばクローゼットの中で出番が増えている。 そんな「いつもの一枚」をイメージしています。 休日の朝、ゆっくりコーヒーを飲んでから近所へ出かける。 デニムにこのロンTを一枚。肌寒ければ、その上にファティーグジャケットを羽織る。 車で少し遠くまで走る日や、ふらっと街へ出かける日にも。 特別な日のためというより、いつもの時間にちょうどいい。 デニムやチノ、ミリタリーパンツとラフに合わせて。 IVYやTRADのスタイルにも、肩の力を抜いて取り入れてもらえたら嬉しいです。 気がつけば、また手に取っている。 そんな距離感で、長く付き合ってもらえたらと思っています。 気負わず、いつものスタイルに。 有難い事に、早々に完売となっているサイズもございます。 気になる方はどうぞお早めにお買い求めくださいませ。 よろしくお願いいたします。
夏の夜、盆踊りへ
先日、近所で盆踊りがありました。 夕方になって少し涼しくなってきた頃、なんとなく外に出てみる。 会場には提灯が並び、真ん中にはやぐら。 子どもたちが走り回っていて、屋台には唐揚げや焼きそば。 音楽が流れ始めると、少しずつ人がやぐらの周りに集まってきます。 特別な予定を立てていたわけではないけれど、こういう夏の夜は、なんとなく足を運びたくなる。 そんな気分でした。 盆踊りって、いつからあるんだろう。 普段は何気なく見ている盆踊りですが、調べてみると、かなり長い歴史があります。 そもそも「お盆」は、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)と、日本に古くからあった祖先を敬う習慣が結びついて形づくられてきたものとされています。 盆踊りのルーツのひとつとされているのが、念仏を唱えながら踊る「踊り念仏」。 鎌倉時代には一遍が踊り念仏を広め、そこから念仏踊りや風流踊りなど、さまざまな民俗芸能へと発展していきました。 江戸時代になると、各地で盆踊りが定着していき、唄や三味線、囃子なども加わりながら、地域の人が集まって楽しむものになっていったそうです。 今では、地域によって踊りも音楽もさまざま。 その土地にしかない盆踊りが残っているのも、面白いところです。 何百年も前から続いているもの。 こうして歴史を知ってから見ると、いつもの盆踊りが少し違って見えてきます。 何百年も前から続いているものが、今は自分の住んでいる街の小さな公園で行われている。 そう考えると、なんだか不思議です。 昔の人も、夏の夜に集まって、音楽を聴いて、誰かと話して、食べたり飲んだりしながら過ごしていた。 形は少し変わっても、やっていることは案外変わらないのかもしれません。 帰り道、少し遠くからまだ盆踊りの音が聞こえていました。 提灯の明かりを眺めながら歩いていると、「夏らしい夜だな」と思う。 大きなお祭りじゃなくてもいい。...
夏の夜、盆踊りへ
先日、近所で盆踊りがありました。 夕方になって少し涼しくなってきた頃、なんとなく外に出てみる。 会場には提灯が並び、真ん中にはやぐら。 子どもたちが走り回っていて、屋台には唐揚げや焼きそば。 音楽が流れ始めると、少しずつ人がやぐらの周りに集まってきます。 特別な予定を立てていたわけではないけれど、こういう夏の夜は、なんとなく足を運びたくなる。 そんな気分でした。 盆踊りって、いつからあるんだろう。 普段は何気なく見ている盆踊りですが、調べてみると、かなり長い歴史があります。 そもそも「お盆」は、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)と、日本に古くからあった祖先を敬う習慣が結びついて形づくられてきたものとされています。 盆踊りのルーツのひとつとされているのが、念仏を唱えながら踊る「踊り念仏」。 鎌倉時代には一遍が踊り念仏を広め、そこから念仏踊りや風流踊りなど、さまざまな民俗芸能へと発展していきました。 江戸時代になると、各地で盆踊りが定着していき、唄や三味線、囃子なども加わりながら、地域の人が集まって楽しむものになっていったそうです。 今では、地域によって踊りも音楽もさまざま。 その土地にしかない盆踊りが残っているのも、面白いところです。 何百年も前から続いているもの。 こうして歴史を知ってから見ると、いつもの盆踊りが少し違って見えてきます。 何百年も前から続いているものが、今は自分の住んでいる街の小さな公園で行われている。 そう考えると、なんだか不思議です。 昔の人も、夏の夜に集まって、音楽を聴いて、誰かと話して、食べたり飲んだりしながら過ごしていた。 形は少し変わっても、やっていることは案外変わらないのかもしれません。 帰り道、少し遠くからまだ盆踊りの音が聞こえていました。 提灯の明かりを眺めながら歩いていると、「夏らしい夜だな」と思う。 大きなお祭りじゃなくてもいい。...
"Style Shapes Life."
Style Shapes Life. ようやく、 RIVERGATE BROTHERSのオンラインショップを リニューアルすることができました。 今回、一番大きく変えたかったのは、 デザインではありません。 「何を伝える場所なのか。」 そのことを改めて考えました。 服を販売するだけなら、 もっと分かりやすい方法があると思います。 でも私たちが伝えたいのは、 服そのものではなく、 服をきっかけに生まれるストーリーや、 日々の暮らしの中にあるスタイルです。 だから、 シャツやデニム、チノについてのページも、 商品の説明ではなく、 私たちが感じていることを書きました。 まだまだ未完成です。 取り扱いアイテムも以前のままのものが多く、 これから少しずつ更新していきます。 完成を急ぐよりも、 時間をかけて育てていくこと。 それもRIVERGATE BROTHERSらしさだと思っています。 これからも、 少しずつ変わり続けるRIVERGATE...
"Style Shapes Life."
Style Shapes Life. ようやく、 RIVERGATE BROTHERSのオンラインショップを リニューアルすることができました。 今回、一番大きく変えたかったのは、 デザインではありません。 「何を伝える場所なのか。」 そのことを改めて考えました。 服を販売するだけなら、 もっと分かりやすい方法があると思います。 でも私たちが伝えたいのは、 服そのものではなく、 服をきっかけに生まれるストーリーや、 日々の暮らしの中にあるスタイルです。 だから、 シャツやデニム、チノについてのページも、 商品の説明ではなく、 私たちが感じていることを書きました。 まだまだ未完成です。 取り扱いアイテムも以前のままのものが多く、 これから少しずつ更新していきます。 完成を急ぐよりも、 時間をかけて育てていくこと。 それもRIVERGATE BROTHERSらしさだと思っています。 これからも、 少しずつ変わり続けるRIVERGATE...
冬と春のあいだに、高野山
高野山へ向かう朝は、まだ冬の気配が残っていました。 吐く息は白くて、けれど光はどこかやわらかい。季節がゆっくり動いているのが分かります。 今回も法要のための訪問。 何かを整える時間になるんだろうな、とぼんやり思いながら車を走らせていました。 山へ入ると、空気が変わります。 音が少なくなって、街の延長とは違う静けさがある。 ここに来ると、余計なものが自然と削がれていくような感覚になります。 家族でこうして集まるのも久しぶりでした。 普段はそれぞれの生活があって、時間はあっという間に過ぎていく。 でもこういうタイミングでは、ちゃんと同じ場所に戻ってくるのが不思議です。 整えられた空間の中で、静かに手を合わせる。 特別なことをしているわけじゃないのに、気持ちが少しずつ落ち着いていきます。 磨かれた床や、均された砂利、きれいに揃えられた木々。 どれも長い時間の積み重ねでできていると思うと、自然と姿勢も整う気がします。 ふと周りを見ると、欧米から来ている観光客の姿が多い印象でした。 写真を撮るだけじゃなくて、その場の空気にしばらく身を置いているような人が多い。 消費するための旅というより、文化に触れるための時間。 そういう過ごし方は、やっぱりいいなと思います。 冬と春のあいだ。 冷たい風の中に、少しだけあたたかさが混じるこの季節が好きです。 はっきり変わるわけじゃないけど、気づいたら移ろっている。 この日は、少し軽めのジャケットにローファーくらいがちょうどよかった。 頑張りすぎないくらいの服が、こういう場所にはよく合う気がします。 何かを足すというより、整える。 それだけで十分なんじゃないかと思える時間でした。 帰り道、山を下りながらそんなことを考えていました。
冬と春のあいだに、高野山
高野山へ向かう朝は、まだ冬の気配が残っていました。 吐く息は白くて、けれど光はどこかやわらかい。季節がゆっくり動いているのが分かります。 今回も法要のための訪問。 何かを整える時間になるんだろうな、とぼんやり思いながら車を走らせていました。 山へ入ると、空気が変わります。 音が少なくなって、街の延長とは違う静けさがある。 ここに来ると、余計なものが自然と削がれていくような感覚になります。 家族でこうして集まるのも久しぶりでした。 普段はそれぞれの生活があって、時間はあっという間に過ぎていく。 でもこういうタイミングでは、ちゃんと同じ場所に戻ってくるのが不思議です。 整えられた空間の中で、静かに手を合わせる。 特別なことをしているわけじゃないのに、気持ちが少しずつ落ち着いていきます。 磨かれた床や、均された砂利、きれいに揃えられた木々。 どれも長い時間の積み重ねでできていると思うと、自然と姿勢も整う気がします。 ふと周りを見ると、欧米から来ている観光客の姿が多い印象でした。 写真を撮るだけじゃなくて、その場の空気にしばらく身を置いているような人が多い。 消費するための旅というより、文化に触れるための時間。 そういう過ごし方は、やっぱりいいなと思います。 冬と春のあいだ。 冷たい風の中に、少しだけあたたかさが混じるこの季節が好きです。 はっきり変わるわけじゃないけど、気づいたら移ろっている。 この日は、少し軽めのジャケットにローファーくらいがちょうどよかった。 頑張りすぎないくらいの服が、こういう場所にはよく合う気がします。 何かを足すというより、整える。 それだけで十分なんじゃないかと思える時間でした。 帰り道、山を下りながらそんなことを考えていました。
静かな贅沢に触れた日
先日、とあるご縁で客船を見学させていただく機会がありました。 港に停泊している姿を遠くから眺めるだけでも十分に非日常ですが、一歩中に足を踏み入れた瞬間、その感覚は一段階どころか二段階ほど跳ね上がります。 今回見学させていただいたのは、ラグジュアリークルーズとして知られるセブンシーズ・エクスプローラーです。 リージェント・セブンシーズ・クルーズが運航する、いわゆる世界最高峰クラスの客船のひとつで、“世界で最も豪華な客船のひとつ”とも称されています。 全室スイート・バルコニー付きという設計に加え、食事やアルコール、寄港地観光まで含まれるオールインクルーシブ。 乗船すれば、「財布を気にしない時間」が自然と成立するつくりになっています。 また、乗客数に対して乗組員の数も多く、空間だけでなく体験そのものにしっかりと手がかけられている印象でした。 空間の取り方がとにかく贅沢で、どこを切り取っても“余白”があります。 詰め込まれていないというだけで、これほどまでに心が落ち着くのかと、少し驚かされました。 船全体にゆとりが行き渡っているように感じるのは、こうした設計の積み重ねによるものだと思います。 内装は派手すぎず、それでいて確実に上質です。 主張しすぎないのに印象に残る感じは、どこか仕立ての良いジャケットに似ています。 着る人を選ばず、それでいて着た人を確実に引き立てるような、あのバランス感覚です。 大理石や美術品がさりげなく配置されているのも、この“やりすぎていない贅沢さ”に一役買っているように感じました。 空間そのものに“品の良さ”が宿っているようでした。 船内を歩いていると、ふと「ここでは何を着るのが正解なのだろう」と考える瞬間があります。 きっと正解はないのだと思いますが、不思議とラフすぎる格好ではもったいない気がしてきます。かといって、気合いを入れすぎるのも違う。 この“ちょうどいい塩梅”を探る感覚は、日常の延長にあるようでいて、少しだけ背筋が伸びる時間でもあります。 昼間は軽やかな装いでデッキに出て、風を感じながら過ごす。 夜になれば、ほんの少しだけドレスアップしてレストランへ向かう。 船内には複数のダイニングがあり、有名シェフが監修するレストランもあると聞くと、その“少しだけ整える理由”にも納得がいきます。 そんなふうに、一日の中で自然とスタイルを切り替えていく流れは、ファッションを楽しむうえでも非常に贅沢な環境だと感じました。 また印象的だったのが、乗客の方々の空気感です。 いわゆる“きらびやか”というよりは、落ち着きと余裕を感じる方が多く、どこか自然体です。 それでいて、所作や立ち居振る舞いには品があり、場の雰囲気そのものを静かに整えているように見受けられました。 誰かが主張するわけではないのに、全体として心地よい空気が流れている——そんな印象を受けました。...
静かな贅沢に触れた日
先日、とあるご縁で客船を見学させていただく機会がありました。 港に停泊している姿を遠くから眺めるだけでも十分に非日常ですが、一歩中に足を踏み入れた瞬間、その感覚は一段階どころか二段階ほど跳ね上がります。 今回見学させていただいたのは、ラグジュアリークルーズとして知られるセブンシーズ・エクスプローラーです。 リージェント・セブンシーズ・クルーズが運航する、いわゆる世界最高峰クラスの客船のひとつで、“世界で最も豪華な客船のひとつ”とも称されています。 全室スイート・バルコニー付きという設計に加え、食事やアルコール、寄港地観光まで含まれるオールインクルーシブ。 乗船すれば、「財布を気にしない時間」が自然と成立するつくりになっています。 また、乗客数に対して乗組員の数も多く、空間だけでなく体験そのものにしっかりと手がかけられている印象でした。 空間の取り方がとにかく贅沢で、どこを切り取っても“余白”があります。 詰め込まれていないというだけで、これほどまでに心が落ち着くのかと、少し驚かされました。 船全体にゆとりが行き渡っているように感じるのは、こうした設計の積み重ねによるものだと思います。 内装は派手すぎず、それでいて確実に上質です。 主張しすぎないのに印象に残る感じは、どこか仕立ての良いジャケットに似ています。 着る人を選ばず、それでいて着た人を確実に引き立てるような、あのバランス感覚です。 大理石や美術品がさりげなく配置されているのも、この“やりすぎていない贅沢さ”に一役買っているように感じました。 空間そのものに“品の良さ”が宿っているようでした。 船内を歩いていると、ふと「ここでは何を着るのが正解なのだろう」と考える瞬間があります。 きっと正解はないのだと思いますが、不思議とラフすぎる格好ではもったいない気がしてきます。かといって、気合いを入れすぎるのも違う。 この“ちょうどいい塩梅”を探る感覚は、日常の延長にあるようでいて、少しだけ背筋が伸びる時間でもあります。 昼間は軽やかな装いでデッキに出て、風を感じながら過ごす。 夜になれば、ほんの少しだけドレスアップしてレストランへ向かう。 船内には複数のダイニングがあり、有名シェフが監修するレストランもあると聞くと、その“少しだけ整える理由”にも納得がいきます。 そんなふうに、一日の中で自然とスタイルを切り替えていく流れは、ファッションを楽しむうえでも非常に贅沢な環境だと感じました。 また印象的だったのが、乗客の方々の空気感です。 いわゆる“きらびやか”というよりは、落ち着きと余裕を感じる方が多く、どこか自然体です。 それでいて、所作や立ち居振る舞いには品があり、場の雰囲気そのものを静かに整えているように見受けられました。 誰かが主張するわけではないのに、全体として心地よい空気が流れている——そんな印象を受けました。...