
TAKE IVY
こんにちは。
花粉の気配がようやく和らぎはじめ、春の光が街にも部屋にもふんわり差し込むようになってきました。
Tシャツ一枚の人を見かけるたび、「季節はちゃんと前に進んでるなぁ」と思わされますね。
最近は、ドライブがてら郊外のカフェに出かけたり、ふとした日にレコード屋をのぞいてみたり。
そんな過ごし方が増えてきたこの頃です。
午後、久しぶりに『TAKE IVY』を引っぱり出してきて、ページをめくってみました。
何度見ても不思議と飽きないこの本。
でもその理由は、“服”そのものではない気がしています。
写っている学生たちの佇まい。
シャツのボタンの開け方、ネクタイの緩め方、ブレザーの着こなし。
どれも決して完璧じゃないのに、芯があって自然体。
『TAKE IVY』を読み返したあと、自然と紺ブレを手に取りました。
金ボタンがきらりと光る、いつもの一着。
今日は少し太めのストライプシャツを合わせて、ラフなジーンズに足元はスニーカー。
“IVYらしさ”を感じつつ、あくまで生活の中で着るというスタンスです。
車でふらっと出かけたくなるような、そんな感覚で着るブレザー。
カフェでも、仲間との夜でも、気取らず着られるシャツ。
そんな一着に、今日は袖を通したくなりました。