
Italian Military ~ 00s Canvas Sneakers ~
こんにちは!
リバーゲート弟です。
本日ご紹介するアイテムは、イタリアトレーナーとも言われるイタリア軍のキャンバススニーカーです。
ミリタリーシューズの中でもタウンユースで使いやすく、価格帯も手を出しやすいため人気の高いミリタリーアイテムの1つとなっています。
つま先のデザインが特徴的で、ラスト(木型)も細身で形がとてもきれいです。
今回ご紹介するイタリア軍のスニーカーは、1990年代初頭から2000年初頭まで実際にイタリア海軍に支給されていたスニーカーで、諸説ありますが昨今のスニーカーブームでも人気のSUPERGA(スペルガ)のファクトリーで製作されていました。その為、作りや見た目がとても似ています。
インソールのプリントにはMARINA MILITAREとありますが、これは「海軍」という意味です。「AERONAUTICA MILITARE」=空軍や軍用といった表記の製品も存在します。
またDEL 05-10-2000とあり、2000年に生産されたものになります。
ボックスにもいろいろと書かれています。
「CALZATURIFICIO F.LLI BATTISTINI S.P.A. MONASTIER(TV)」ですが、
CALZATURIFICIO は靴工場、以下はメーカー名です。
「Scarpette da ginnastica in tela e gomma, con plantare incorporato di colore bleu」は「バルカナイズ製法で作られたアーチサポート付きのブルーのゴム底スニーカー」、という文章が書かれています。
《バルカナイズ製法》
バルカナイズ製法とは、スニーカーの最も基本的な作り方と言われています。
スニーカーは布地であるアッパーと、ゴム素材であるソールでできています。基本的に布とゴムは全くの異素材の為、くっつけて強度を維持するのは大変難しいのですが、それを可能にしたのがバルカナイズ製法と言われています。
アッパーとソールを定位置にセットしたのち、その間に固まる前の生ゴムを流し込んで接着します。釜で熱と圧力をかけることでアッパーとソールを隙間なく圧着するという技術です。簡単に聞こえますが、高額な工場設備が必要になるなど、大変手間とコストがかかる製法なのです。それだけ手間をかけて生産したスニーカーですので、接着剤を使用したスニーカーよりも屈曲運動に強く、加水分解などの経年劣化にも強いという特徴があります。
軍パンやチノパンはもちろん、デニムやスラックスとの相性も抜群です!
サイズの合う方はおすすめです。
いかがでしょうか?